【怠け者】の意外な長所【ライフスタイル】

昔、仕事仲間が、
ニヤニヤしながら私に言いました。

「創意工夫するのは、
だいたい怠け者。

いかにして『ラク』するか、
といつも考えているから。

働き者の人は、
創意工夫など、意外としない。
必要ないから。」

 

内容

  1. 怠け者、ズボラ族について
  2. 働き者の人にはかなわないからこその怠け方
  3. 「しなくていもいいこと」を見つけるコツ

類は類を呼ぶ!怠け者にも長所はある

先ほどの言葉。
「創意工夫するのはだいたい怠け者」

 

おそらく私を同類だと思って
そう言ったのだと思います。

 

いかにして『ラク』するか、
そう、それは私にとって
人生の大きなテーマです。

 

「怠け者」のほうが創意工夫に努める

 

本来ズボラ―である私が、なぜか

「しなくてはいけないこと」
ありすぎる人生を
過ごしてきてしまいました。

 

ミーシャ
人生って、その人に必要な「課題」がちゃんと与えられるっていうものね。

 

性分が怠け者なのに、
それが許されずに生きてきた分、

シニアの今、
怠け者の度合いが
加速度をつけて増しています。

 

いかにして『ラク』するか、と考える日々

働き者さんの長所は怠け者からはこう見える

怠け者の私から見ると、
「働き者」さんはこう見えます。

 

「働き者」さんは、物を減らすことにさほど関心が無い
「働き者」さんは、片づけや掃除が苦にならない。
「働き者」さんは、動線よりも、美観と習慣を優先して物を配置する
「働き者」さんは、使う場所に出しっぱなし、置きっぱなしにする事を好まない。使うたびにいつもの所に戻したい、しまいたい。
「働き者」さんは、雑事と言われることでも淡々とし続けることができる
「働き者」さんは、働くことが苦にならないので、家事や仕事のルーチン化とかスリム化と言われても特に魅力を感じない。
「働き者」さんは、人に頼みたいとは思わない
「働き者」さんは、人に頼むほうが面倒くさい。自分でするほうが性に合う。
「働き者」さんは、しなくていことなど、していない
「働き者」さんは、したいこと、したほうがいいこと、すべきことをしているだけ。それが人より多い。

 

実は、私の母が「働き者」さんでした。
本当に毎日毎日、淡々と働いていました。

亡母についてはクリックしてご覧ください。
母は、昭和ひとけた生まれの専業主婦、大家族のお嫁さんとして、姑小姑の小間使いのように、毎日毎日働き続けていました。ずっと母にはかなわないと思ってきました。でも、そんな働き者の母が、私の怠け癖を補ってくれたのは私が20代の時まで。その後、母は、認知症となり、そんなことはできなくなったのです。とはいえ、母のおかげで手をかけるということはどういうことか、を間近で見ることができました。あとはどれをどのように自分の暮らしに取り入れるかだけを考えればよかったのは幸運でした。

 

怠け者は働き者さんから学んだことを長所にいかす

「働き者」さんから学んだ
一番の教訓は、

手をかけることでしかできないことは沢山ある!

です。

 

つまり

「手をかけることでしかできないこと」のためにも、「しなくてもいいこと」は削ぎ落していく。

これで私のライフスタイルが
形作られていったのだと思います。

 

大前提は、

ズボラ―を自覚するなら、することを減らすことが大切!
ということです。

怠け者は「しなくてもいいこと」を見つけることこそ長所

特に最近、
「しなくてもいいこと」が
増えてきたように思います。

 

ボク
「しなくてもいいこと」は、増えたんじゃなくて、増やしてるよね。

体力気力も関係しているでしょう。

 

「しなくてもいいこと」を見つけるには、自問自答が効果的。

「それをしなかったら何か困ることはあるか」

と自分に問うのです。

 

 

しなくても「命と、信条に、悪影響は生じない」と思えば、しない。
それだけです。

怠け者の長所を活かす自問自答

まずは、

「命に、悪影響は、生じないかどうか」

この自問自答の例からご紹介します。

 

 

ジムに通うウエアを制服化して何か困ることはあるか
何も困らない。コーディネートを考える事から解放される。

ということで、ジムに行く服装は同じもののローテーションにしています。
他の方はいろいろおしゃれを楽しんでいらっしゃいますが、私はこの方針です。

 

服装の制服化は、スティーブ・ジョブズになった気分。

亡くなったアップルの創始者は、ずっと黒いタートルネックとジーンズでした。それはなぜでしょう。「今日、何を着るか」ということに時間も労力もかけたくなかったから、と言われています。

ミーシャ
ズボラ族には最高だね!
カーチャ
ただ、すべての服装をパターン化すると気分が上がらないので、少しは変化をつけるほうがいいかも、です。

 

せっかくのお誘いなのに、断ったら何か困ることはあるか
何も困らない、誘ってくれた人はこんなことで私を非難しない、できるときにすればいい。

 

それで失うような人間関係はそもそも欲っしてないとわかりました。

 

 

もう一つのほう、

「信条に、悪影響は、生じないかどうか」

 

は、更に心の内側に
問いかけることになります。

 

意地の悪いことをされても、いつもとっさに反撃できない。できれば即座に反撃してスカッとしてみたい気もする。もしこの先もずっと仕返しの反撃ができなかったら、何か困ることはあるか。
ちょっとモヤっとした気分が残るけど、どうせすぐ忘れる。そんなことで仕返しをしてたら、私が私を嫌いになる、それは嫌だ。何よりも仕返しなんて面倒くさい。

 

こんな感じでしょうか。
仕返しをしない理由が
自分ではっきりつかめたら

今後は、多少の意地悪をされたところで
どうでもよくなります。

 

反撃できないのではなく
仕返する自分がイヤになるからしないという
自分の意思がつかめるからです。

 

人生は限られた時間。

 

シニアになってますます
限られてきたのですから

自分らしく充実した時間を過ごすために、

私は怠け者だからこその
長所を活かすしかありません。
(見事な言い訳)

 

いかにして『ラク』するか」を考えて、暮らしを削ぎ落す

だってゼッタイ働き者にはなれないと、
もう十分に分かっていますもん。

 

今日も、グータラだけど
それでも生きていくぞ!

と思っています。

 

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